陸自、１０式戦車を一般公開！

陸上自衛隊の最新鋭の１０式戦車の展示開始式が２９日、陸上自衛隊広報センター（埼玉県朝霞市）で行われ、一般公開された。
１０式戦車は三菱重工が製造した純国産戦車。試作１号車が広報センターの中庭、７４式戦車の隣に展示された。
戦車内部に設置された画面で、敵と味方の位置が捕捉（ほそく）できる「Ｃ４Ｉ機能」を有し、ビルの陰や草に身を隠したゲリラなど人間も感知して攻撃することができる。“走るコンピューター”と自衛隊員の間で呼ばれる世界最新鋭の戦車。 (以下略)

via http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120629/plc12062916370011-n1.htm

はい、どっからどう見てもかっこいいです。
今回はこの10式戦車についてお勉強しましょう。
それでは詳細は続きから。

参考資料：http://www.kantei.go.jp/jp/singi/shin-ampobouei2010/dai5/siryou1.pdf

• スペック

全長     9.42m
全幅     3.24m
全高     2.30m
重量     約44t（全備重量）
主砲     44口径120mm滑腔砲（日本製鋼所製）
副武装     12.7mm重機関銃M2（砲塔上面）
　　　　　　 74式車載7.62mm機関銃（主砲同軸）


この戦車の注目すべき装備はC4Iシステム
簡単にどんなものかざっくり説明すると、ヘリやUAVが敵を察知するとその情報が自動的に手元のモニタに表示されることで戦況を把握したり、複数戦車が情報を連携することで戦闘や射撃を容易にする。といったことも可能になる。

要するにFPSのマップみたいなもん

もう一つすごいのが橋梁通過率。
全国の主要国道の橋梁17,920か所の橋梁通過率は第三世代の90式で65%、海外の主力戦車(M１A2（米）、チャレンジャー(英）、メルカパMk4（イスラエル）)に対して、驚きの84%!
今まで通れなかった橋がガンガン渡れる！すごい！

• 火力

 主砲は従来の44口径120mm滑腔砲より13％軽い、新開発された軽量高腔圧砲身の日本製鋼所製の国産44口径120mm滑腔砲を装備、砲弾は発射薬や飛翔体構造を最適化した国産の新型徹甲弾が開発され、55口径120mm滑腔砲弾薬に匹敵もしくはそれ以上とされる高威力化を達成している。

• 装甲 

 90式に比べ、重量が軽い10式。防御力は紙なんじゃないの？って意見もありますが大丈夫なようです。

新たに開発した複合装甲を使用し、防御力はそのままに軽量化を図っています。90式と同じ材質を用いた場合70%、最新の理論と素材を用いた場合30%の重量で90式戦車と同じ防御能力が得られるようです。

要するに30代後半で処女なくらいガードが固い！（多分） 

また、車輌表面積が少ないので守らなくてはならない箇所が減り、少ない装甲でも安心です。

要するに貧乳だから胸チラを気にしなくて良いのと同じ！（多分）

• その他

ベルト式の自動装填装置！
走行中も主砲の照準を目標に指向し続ける自動追尾機能あり！


 早い話が日本の技術は世界一ぃいぃぃいい～～!!

• 動画

 

ちょっと悪ふざけが過ぎました。すみません。

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今回のメイン内容↓
宣伝：平成24年度富士総合火力演習のお知らせ

http://www.mod.go.jp/gsdf/fan/fire_power/

「富士総合火力演習」通称「そうかえん」。 陸上自衛隊が行う演習の一つで、毎年八月に静岡県御殿場市の東富士演習場で実施されています。一般公開の演習は、陸上自衛隊が行うイベントの中で最も人気があり、戦車やヘリコプター、様々な火砲などによる実弾射撃を間近に見る事ができます。


この記事で紹介した１０式戦車が、ついに富士総合火力演習に初参加します！
ぜひお見逃しなく！

日　　時：平成２４年８月２６日（日）　１０：００～１２：００（予定）
場　　所：静岡県御殿場市東富士演習場（畑岡地区）
締切：平成２４年６月６日（水）～７月６日（金）　必着
応募方法：http://www.mod.go.jp/gsdf/fan/fire_power/01.html 
インターネット配信：http://www.mod.go.jp/gsdf/fan/fire_power/live.html