ディープインパクトについて語る。

皆様、コメントありがとうございました。

競馬に関して興味、理解ある方が多く、感動しております。

さて、小説についての記事はまたの機会とし、今回は競馬。

皆様、ディープインパクトという競走馬はご存知でしょうか？

競馬に詳しくない方は大体このディープインパクトかハルウララなら聞いたことあるかと。

今日はそのディープインパクトについて少しばかりお話をば。

ディープインパクト

父：サンデーサイレンス

母：ウインドインハーヘア

主な勝ち鞍：クラシック三冠、天皇賞（春）、宝塚記念、ジャパンカップ、有馬記念。

父のサンデーサイレンスは90年にアメリカから日本へ種牡馬としてやってきて

『日本競馬を数十年進めた』と言われた気がするくらいの、泣く子も黙る大種牡馬。

母のウインドインハーヘアは自身の子供から、まぁ活躍する子が出てた。

そんな両親のあいだに生まれたディープインパクト。

普通に考えたらエリート。まさにサラブレッド。馬だけに

しかし競馬の世界は違ったのだ。

ディープインパクトは0歳の時、セレクトセール（セリ）に出され、

同じく父親がサンデーサイレンスだった他の仔馬達から14頭中9番目の価格7000万で落札された。

落札したオーナーは『瞳の輝きに衝撃を受け、また多くの人々に強い衝撃を与える馬になって欲しい』

として、名前をディープインパクトと名付けたのです。

名は体を表す。ディープインパクトという名前、その後の活躍。

オーナーには大レースを先頭で駆け抜けるディープインパクトが見えていたのかも知れません。

競馬には重賞という格のついたレースがあります。

GIII＜GII＜GIといった格付けで、GIレースの中にダービーや有馬記念などの大レースがあります。

デビューから2連勝のディープインパクトはGII弥生賞へ出走。

これはGI皐月賞へのステップレースで、上位3頭には皐月賞への優先権をあげるよ？というレース。

ディープインパクトはここでも勝利。

そして本番の皐月賞。誰も「負けるわけが無い」と思った。

ゲートが開く。

その瞬間場内が悲鳴の嵐。なんとスタートでつまづき、落馬寸前までバランスを崩したのだ。

他の馬と大きな差がついた出遅れてのスタート。

「いくら強くてもこれは勝てない」と手のひら返しのけんもめん競馬ファン。

しかし直線に入って一気に他馬を置き去りにし、涼しい顔で先頭を駆け抜けた。

武豊はレース後『走っているというより飛んでる感じ。』と絶賛した。

その後日本ダービー、菊花賞を勝ち、クラシック三冠を達成。

無敗での三冠は21年ぶりの快挙だった。

3歳の少年達限定のレースで圧勝したディープインパクトは

やきうでいうオールスター戦の有馬記念へ出走。

大人のお兄さんお姉さんも出てくるレースで大人の強さに歯が立たず2着と初めて敗北する。

しかし年が明け、大人になったディープインパクトは天皇賞（春）、宝塚記念と

GIレースを連勝する。

そして世界最高峰と呼ばれる凱旋門賞へ。

3着に敗れ、その後禁止薬物が検出され失格となり、ネタにされたり…

帰国後ジャパンカップ、有馬記念と連勝し、見事引退レースを勝利で飾った。

連勝街道を突き進み、大人のお兄さんに簡単に倒される

大人になってまた連勝街道で、欧州馬以外の凱旋門制覇か？と地元メディアにも取り上げ

られたのに、不可解な形で帰国。

しかし最後はやはりディープ！と大円団で終わったラスト2戦。

ライバルとの物語が無く、自身の圧倒的な走り、少しばかりのズッコケっぷりで

自身のストーリーを作り、ファンを魅了し、完結させたスターホース。

この馬はこれからも色んな場で語っていきたい一頭。

競走馬としてのディープインパクトのお話はここでおわりです。

文章力が無いのでまとまってなくて申し訳ない。