同世代と、それも共通のスポーツ趣味な相手と飲みに行ったりすると必ず
「最近○○はダメだなー!」と同世代の活躍してる選手の話になる。
そして「☓☓世代は良かった・・・」と昔を思い出し懐かしさに浸る。
今回はその『世代』について、というかある一つの分野の世代について語ろうかと思う。
皆さんはスポーツを観戦したり実際にプレイする側だったりすることがあるだろうか。
いや、スポーツに限らず、芸術、音楽と様々な分野に詳しかったりするだろう。
その中で「世代」というものが出てくるのではないか。
今回僕が話すのは競馬の世代。それも98年世代だ。
横浜ベイスターズ(現DeNAベイスターズ)が優勝した98年。
この年は僕が大好きな年であり、競馬も大好きな世代が揃っている。
98年。どのような競走馬が居たのかというと
3歳のクラシックレースを盛り上げる主役達には『スペシャルウィーク、セイウンスカイ、グラスワンダーにエルコンドルパサー、キングヘイロー』と様々なタレントが揃っていた。
競馬での世代というと、この3歳馬が中心になる。
この年の前述した競走馬が僕の中では『最強世代』だと思っている。
しかし競馬ファンなら世代といえば『TTG』(テンポイント、トウショウボーイ、グリーングラス)だったり
BNW(ビワハヤヒデ、ナリタタイシン、ウイニングチケット)という方も少なく無い。
では何故、僕がこの世代を『最強世代』と言うのか。
それは「古馬(4歳以降)の様々なGIレースを完全制圧した」世代だからだ。
4歳以降のGIレースには芝なら芝の1600m~3200mという距離があり、しかし陸上選手のように
競走馬にも適正距離というものがある。
この98年世代は芝の1600m~3200mのGI、そしてダート(砂)のGIも、牝馬(メス馬)限定のGIレース
この全てを勝っているのだ。
野球で例えるならオールスター戦で88年世代がスタメン総なめ。という状態だろう。
そんなタレントがそろっていれば勝てるだろう。と思うかも知れない。
しかし競馬は1つ歳上、年下の世代がいる。そして他の世代がまた出てくる。
こうなればその世代の競走馬がGIレースを完全制圧するというのは難しい。
それをこの98年世代はやってのけたのだ。
98年世代の1つ年上の世代を見ると1600mで無敵の強さを誇ったタイキシャトルに以前ここで
記事を書いたサイレンススズカがいる。
一つ下は年間無敗を後に達成するテイエムオペラオーやナリタトップロードなど
こちらもバラエティ富んだ面子だ。
その中で完全制圧してしまったのだから褒めたい。
競馬でなくともプラチナ世代や88年世代などと呼ばれているスポーツ界隈でも『世代』について視点を変えて観てみるのも面白いかも知れない。
ハンカチがいつの間にか88年に変わる寂しさ、昔に戻りたく懐古するというのもひとつの楽しみ方なのではと思う。
そして僕は胸を張ってベイスターズが競馬が面白かったのは98年だと言いたい。
ダビスタマガジンの影響で98年は競馬ドハマリしてたなぁ
返信削除セイウンスカイ大好きだった