2014年4月22日火曜日

ねとらぼ清水鉄平インタビューを検証する

どうもMalbezaです。

ねとらぼが今年の2/3から企画していた、はちまに質問する企画ですが、
http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1402/03/news125.html

今回、ようやく記事になったようです。
http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1404/21/news028.html

この記事を見た感想は烏丸さんも記事にしてますが
筆者も似たような印象を受けました。

どこか具体性に欠けていたり、清水鉄平氏の主張、
およびねとらぼの記事が、実情と乖離している部分も見受けられるので
その点を一つ一つ検証してみようかと思います。




検証 

具体的に記事から気になる部分を抜き出してみます。


なお炎上した際、清水氏はいったんサイト運営から手を引き、「今後一切の報酬も受け取らない」と宣言していたが、現在はこれを撤回し、アドバイザーとしてふたたび運営に関わるようになっている。
手を引いたという事ですがAmasonIDアカウントが引退宣言以降も変更されておらず
本当に手を引いたのか疑わしいという意見もあります。
金銭も関わってくるだろうに、アカウントそのまま渡してしまったんでしょうか。
http://blog.livedoor.jp/yamaselove/archives/52919082.html


現在の更新メンバーは「片手で数えられるほど」
はちま起稿のアカウントは10個も登録されており、この証言と一致しません
清水鉄平氏の片手には指が10本生えているのでしょうか?
(…とまあ、冗談はさておき、「現在の」ということで減ってしまった可能性も考えられますが…。)
http://d.hatena.ne.jp/EXAPON/20130310/p2



 今回、インタビューにあたり清水氏への質問をTwitterで募集したが、まあ一言で言って、こちらの胃が痛くなるほどの「罵詈雑言の嵐」だった。結果はTogetterにまとめてあるので、勇気のある人は見てみてほしい。

今回のねとらぼの企画の目玉だったはずですが、「罵詈雑言の嵐」と一言触れる程度にとどめてしまったのはどういうことでしょうか?
確かに好意的な質問は少なく、罵詈雑言もありますが、真剣な意見だって幾つもあったはずです。
真面目に質問を投げかけた人まで罵詈雑言と片付けるのはどうかと思います。


これは「はちま起稿」に限らず、まとめサイト全体が抱える構造的問題なのかもしれない。本人に悪意はなくても無意識のうちによりアクセスを集めやすい、過激な方向へと進んでいってしまう。
悪意なく無意識に書いたらしいものがこちら

http://d.hatena.ne.jp/EXAPON/20110319/p2

エスカレートしていたとはいえ、悪意なくここまで酷いことを書けるとは
清水鉄平氏の人間性を疑います。

アダルト広告を貼ったり「魔法石無料プレゼント!」といった詐欺スレスレの広告を載せたり、いくらでもやり方はあるという。だが、はちま起稿はそういった分野には手を出してこなかった。
とんでもありません、真っ赤な嘘です。
はちまはペニーオークションのアダルトな詐欺まがいの広告を載せていました

「明らかにこちらに非があるような場合は、言ってくれればすぐ直します。ただみんな直接言わないでTwitterや自分のブログで文句言ったりする。直接言ってくれよ! って思う時はある」

はちまは直接文句を言った人に対してこういう対応をしました
http://kanisokuhou.blogspot.jp/2014/03/blog-post_19.html
ツイートを引用しないでくれという苦情に対して
直接引用はやめて、パクツイしてるbotから引用するというツイートのロンダリングじみたことをしたのです。
直すというのは、根本的解決にならないこのような狡猾な責任逃れをすることを言うのでしょうか?

この件だけではありません。
もし対応するにしても、お役所対応未満の酷い対応のようです。

感想

清水鉄平氏は自身が叩かれることについて、
アフィブログってだけで嫌悪する人は、僕らが1円でも儲けていれば面白くない。他のブログが(金額を)出していない中でうちだけ出しても、ねたみや疑いの感情しか生まず、叩かれる材料を増やすことにしかならない」
「管理人の主張が見えるってのが大きいんだと思う。若いってのも追い打ちになった。身近な存在で目につきやすいから、叩きの対象になりやすい。逆の立場なら僕だって叩く」
このような認識のようですが
少なくとも筆者はそうではありません。
まず、アフィリエイトで儲けてる事については、
結果についてではなく、プロセスを叩いてるのです。
自力コンテンツでアフィリエイトで儲けてるなら結構ですが。
他人のコンテンツにただ乗りして稼いでるのが気に食わないという事です。
妬み云々に関しては同業他社についてでしょうか…。

そして、年齢がどうのこうのなんて、二の次です。
どんなに若かろうが優れた記事を書くなら賞賛するし、
いい歳して変な記事を書いていた批判します。
筆者は、はちまが誇張したこと、扇情的なこと、間違ったことを書くから叩いているのです。
まさか、こんなズレた認識で叩かれていると思っていたのかと思うと唖然とします。

「まだ僕は記事を書けると思っているけど、ただ、書けば書くほど言葉尻を捕まれて叩かれるし、記事を書くことに対する情熱は炎上でそがれてしまった」
これもまたズレてるとおもいます。
引用の前の部分「自分で記事を書かず、他人のふんどしで相撲を取っている」という批判
の流れを受けてですが
キュレーションのニーズを大義名分にしているものの、
じゃあ自分でなにか書かないのかと聞かれればこれという事は
つまり、「自分で文章を書くと叩かれるから人の文章つかおう」ってことでしょうか?
まずその姿勢を叩いているのです。答えになっていません。
自分でちゃんと文章を書いているのなら形式に関しての文句は無くなります。

すると純粋な内容についての批判になるでしょうが、
世で文章を書いてる方々は、批判を受けたら
間違ってないと思ってるなら反論したり、
間違いを認めるなら反省したり、推敲したり、精査したりして
批判を糧にしてより良い文章を書こうとしてるのでは無いでしょうか?

そのような批判を恐れ萎縮してることについてはまだ理解できますが。
それに対する解決法が「他人の文章を使う」ことって
本気で狂ってると思うし、悪質だと思います。

記事全体を見るに
増えるPVや収益の魔力でどんどん過激なことをするようになってしまった
悪意はなかった、ブログに狂わされた。
と言った、さも被害者かのような主張な印象を受けたのですが。
悪意があろうがなかろうが、悪事は糾弾されなければならないと思います。

ねとらぼに関しても、企画当初からかなり経過し、ようやく今になって記事公開とは、
何か内容について揉めたのでは?と想像するに難くないですが。

提灯記事とまでは言いませんが、全体的に擁護寄りであり、
一応批判はするものの、具体的にこうしていたと挙げるわけでなく,
抽象的にして軟化させてる印象があります。
インタビュー企画を成立させるためにこのような濁し方をしているのでしょうか

ねとらぼ自身でも言っている「すっきりしない記事」を書くのがお望みだったのでしょうか。
しかもはちまに質問というハッシュタグで、多くの質問集めておいたにもかかわらず、ロクに活かされてないという
本当にすっきりしない記事だと思います。
こんなことならお蔵入りした方がマシだと思いました。

追記

(4/24追記)
https://note.mu/tekken8810/n/n8b8887269385

今回の記事の記者であるてっけん氏が、個人的に補足を書いたようです。
やはり内容についてで揉めてて、今頃公開だったようですね。

記事の主眼は、はちまについてがメインでなく、
はちまの件から見える「まとめブログの構造が抱える問題について」だったのは一応理解しました。

はちまに質問のハッシュタグについて、一言しか触れてない件について
質問をベースにインタビューを構成したのはまあ理解しましたが、
今回、インタビューにあたり清水氏への質問をTwitterで募集したが、まあ一言で言って、こちらの胃が痛くなるほどの「罵詈雑言の嵐」だった。
こちらを撤回する気はないのですね。


5 件のコメント:

  1. コイツがどんな感覚で記事書いてるかよーくわかった

    だからささっとブログ閉鎖しろ

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  2. ねとらぼも結局はあいつらと変わらんといことだね

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  3. ネット上の不正や嘘を消し去るのが目的
    アフィを剥がすのはその手段
    >まさか、こんなズレた認識で叩かれていると思っていたのかと思うと唖然とします。
    とはありますが、向こうも分かった上で発言していると思います
    「ネット上で嘘ついてる奴が許せない人」よりも
    「儲けている人に嫉妬する人」の方がかっこ悪いんです
    まとめブログをを批判する人は金持ちが許せない嫉妬深い人たち
    と思ってもらった方がはちま側には都合が良いでしょう

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  4. 悪どいことをやってる奴は、自分たちが正しいという前提でしか語らない
    「俺が言うから正しい、だからお前らはおかしい」という前提でないと成り立たないから
    内容なんてどうでもよくて、感情論に持っていくことで本筋をずらすのが目的
    ついでに炎上商法でPV稼げれば大成功よ

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  5. てっけんの補足読んでちょっとこの件について認識を改めた。
    我々は清水がどんな奴かをこの記事で知ることは出来た。
    つまり、自分では何も考える気がない奴が情報コンテンツ作って売って儲けることが出来てしまうのが「まとめブロク」の恐ろしさで、てっけん自身インタビューしてて薄ら寒い思いもしたが、もちろん記事には露骨に書けませんでした、ということだろう。
    清水の考えを明らかにして発信するには、「はちま氏ね、清水氏ね」では前進できない。でも死ね。

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