2013年3月19日火曜日

【TPP】倉部蟹子のおつかい【価格比較】



お久しぶりです。蟹速北米班の@kaitoku_vipです。

今回のお題はいま日本で話題になっているTPP。
関税・非関税障壁の撤廃を目的とした環太平洋経済連携協定ですね。
製品だけではなく、投資や保険、知的財産の分野まで対象する包括的な条約となっています。
安倍政権はTPP参加を正式表明しましたが、政治的、経済的観点より様々な議論があるようです。
また世間ではTPP参加で関税が撤廃されれば製品が劇的に安くなるというふれこみがあります。
例えばこんなスレが立つくらい。

TPP解禁でポテチが20円 牛丼110円 コーラ10円 コメ10kg400円  賛成しない奴は馬鹿か朝鮮人だけ

えーと、確かにアメリカの物価は日本に比べて安いです。
製品一つあたりの分量が多く、その結果グラム辺りの価格はかなり安くなってます。

では上記のスレタイのようなウワサは何処まで本当なのでしょうか。
TPP参加でほんとにコメ10kgが400円で買えるのか。
日本のポテトチップスはどこまでぼったくりなのか。
今日はTPP参加の是非等そういった政治的な話は抜きにして、
単純に米国の物価水準を調べていきたいと思います。

今回、物価を見るに当たりJewel Oscoというスーパーを基準にしました。
アメリカのスーパーといえばウォルマートやコストコを思い浮かべる人が多いかも知れません。
だたあれはどちらかというと郊外型店舗ですので、日々通うような所ではないように思います。
ですので今回はより生活に密着したスーパー、Jewel Oscoの物価を調べてみることにしました。
また商品は食料品や日用雑貨等普段の生活に欠かせないものを記者個人の判断で選んで来ました。ちなみに輸入品・割引品は対象外としてあります。


さて、前置きが長くなりましたが以下商品郡です。
各商品ごとに正解画像へのリンクを別に張りますので、
価格を予想しながらお楽しみください。





<1.>


豆腐
内容量:397g
価格はこちら

<2.>


白玉ねぎ
内容量:454g
価格はこちら

<3.>

豚肉
内容量:726g
価格はこちら

<4.>

鶏むね肉
内容量:1733g
価格はこちら

<5.>

オリーブオイル
内容量:720g
価格はこちら

<6.>

サラダ油
内容量:3629g
価格はこちら

<7.>

小麦粉
内容量:2268g
価格はこちら

<8.>



内容量:737g
価格はこちら

<9.>



インディカ米
内容量:907g
価格はこちら

<10.>

トマト缶
内容量:411g
価格はこちら

<11.>

ほうれん草缶
内容量:383g
価格はこちら

<12.>

牛肉
内容量:472g
価格はこちら

<13.>


オレオ
内容量:405g
価格はこちら

<14.>

パン
内容量:567g
価格はこちら

<15.>


マヨネーズ
内容量:850g
価格はこちら

<16.>


ポテトチップス
内容量:283g
価格はこちら

<17.>

衣類用洗剤
内容量:2835g
価格はこちら

<18.>

トイレットペーパー
内容量:12roll
価格はこちら

<19.>

ソーセージ
内容量:397g
価格はこちら

<20.>



レッドブル
内容量:567g
価格はこちら

<21.>

ドクターペッパー
内容量:12缶@365ml
価格はこちら

<22.>

ペプシ
内容量:12缶@365ml
価格はこちら

<23.>
ピザ

内容量:624g
価格はこちら

<24.>


内容量:12個
価格はこちら

<25.>

牛乳
内容量:3629ml
価格はこちら

<26.>

歯磨き粉
内容量:164g
価格はこちら

<27.>

フライドチキン
内容量:709g
価格はこちら

<28.>

チーズ
内容量:1361g
価格はこちら

<29.>

バター スプレッド(訂正 2013/03/19)
内容量:425g
価格はこちら

<30.>

ビーフジャーキー
内容量:225g
価格はこちら

<31.>

スパゲッティ
内容量:454g
価格はこちら

<32.>

食器用洗剤
内容量:709g
価格はこちら

<33.>

ビール
内容量:24缶@365ml
価格はこちら

<34.>


インスタントラーメン
内容量:383g
価格はこちら

<35.>

ハム
内容量:4042g
価格はこちら

<36.>
ケチャップ

内容量:1077g
価格はこちら

<37.>

ツナ缶
内容量:397g
価格はこちら

<38.>

白菜
内容量:454g
価格はこちら


今回の調査は以上になります。
これらを踏まえて例のスレタイを見直すと・・・

ポテチ一袋(60g)
20円→60円
牛丼一杯
110円→
こめ(10kg)
400円→940円
コーラ一本(365ml)
10円→40円

まぁネットのウワサとは得てしてこういう物ですね。

それはさておき見やすいように一覧にしてみました。
※クリックで拡大出来ます。


ご覧のとおりアメリカの製品はかなり安いです。

ただこれには様々な要因があります。
例えばほとんどの製品は所謂アメリカンサイズで日本のものより一回り大きいく
それらの製品を抱える店舗自体も日本に比べかなり広いです。
つまり日常的にアメリカンサイズで大量に購入するアメリカの消費者層ありきで
米企業は低価格で商品を提供できるという事です。
所謂大量生産大量消費社会だからなせる価格ということですね。

また、どれだけ規制を撤廃をしても輸送費分はどうやったって
上乗せコストがかかってしまいます。
ですのでTPP参加により日米スーパーの価格水準が一致するかというと
少々疑問が残ります。
事実上記一覧の中に関税障壁・非関税障壁共に全く関係無いのにも関わらず
日本より安い商品はたくさんあります。

さらに、商品の品質に目を向けると日本との差異が明確になってきます。
例えばアメリカの卵は生で食べられない、というか生食を想定した品質では有りませし、
アメリカで出回っているインディカ米は日本で出回っているジャポニカ米と味や食感が大きく異なります。(ジャポニカ種のカリフォルニア米は2倍以上の値段です。)
さらには納品段階でボロボロなった商品を平気で陳列していたり・・・
中国産ほどではないにしろやはり安かろう悪かろうという点は少々あるのではと感じます。(中国産は安すぎてこわい)

さて、色々と書きましたがだからどうだという話ではありません。
アメリカのスーパーの商品がどんな感じなのか、
大体いくらぐらいで売っているのかという事をちょっと調べてみただけです。

以上です。
長々と失礼いたしました。


以下ソース

9 件のコメント:

  1. その画像はなんだ

    返信削除
  2. 最初のチンポコポンのせいで内容が入ってこなかった

    返信削除
  3. TPP
    チンポコポン
    つまりそういうこと

    返信削除
  4. 自民マンセーしてTPP反対してたアフィやネトウヨ達の手のひらがボロボロやで

    返信削除
  5. バターの画像それマーガリンじゃね?
    「It's not Butter」って書いてあるし

    クソ、向こうじゃピザがあんなに安いなんて……

    返信削除
    返信
    1. ご指摘ありがとうございます
      バターのコーナーにあったのでてっきりバターかと思いましたが
      商品名が思いっきりバターじゃないって言っていてますね・・・
      気になったので少し調べてみましたが販売元曰くバター代用品だそうです
      また、成分からこれは味付けマーガリンであるという意見もありました

      ピザは安いですよー
      デリバリーでも安いです 特大パーティーサイズで込み込み約$20ほどです

      削除
  6. なるほど



    わからんかった

    返信削除
  7. NTUY恒例の手のひら返しですねわかります

    返信削除
  8. TPPの条件公開されていない物があると言われていたけど
    解って来たのでしょうか?

    手のひらがねじれてちぎれるAA面白いよね

    返信削除