ロブスターのゲームプレイ記～The wonderful 101～

　WiiU夏の新作の3本目。The　Wonderful 101はピクミンと似てるやら言われていますがやってみればわかります。ピクミン3は「詰める」シュミレート要素がふんだんに入っているゲームですがこちらはガチガチのアクションゲーム。ピクミンには爽快感はあまりありませんが、こちらは爽快感全開のゲームになっています。
　今回はいつもと少し趣向を変えたスタイルでお送りします

ワンダレッド。ユナイトハンドの強さはまさに主人公

どんなタイプのゲーム？
→今までにないタイプのゲームで～に似ているとかの表現は使えません。ただガチガチのアクションゲームで時々シューティングやギミックも入ります





難易度は？
→多分ノーマルでもかなり歯ごたえがある方。ですが理不尽ではない。まさに往年のカプコンクオリティのゲームで、頑張れば必ずクリアできるバランスが秀逸。本家カプコンよりもカプコンらしいゲームです。






どういう人向け？
→アクションゲームがやりたい人向け。ピクミン3と一緒でプレイしていく中で自分のプレイスタイルを極めていくゲーム。ピクミンが「詰める」ゲームだとこちらは「極める」ゲーム。私はクライムアタックで敵を止めてからユナイト・ハンド→マルチ・ユナイトでボコボコにするスタイルが好きです。






おすすめのポイント
 →この続編地獄、似たようなライクゲーム全盛の時代に全く新しいアクションゲームができるという点。これが最大のおすすめポイントです。そして難易度やバランスはかつてのカプコンゲームですので、死んで覚える懐かしいスタイルのゲームです。こういうゲームこそまさにアクション。だと私は思います






ちょっと不満点
 →とにかく数がいっぱいいて何が起きてるかがわかりにくいときがあります。カメラワークも性質上仕方ないですが引き過ぎると見難い、寄せすぎると見渡せない上に自動なので一度不具合で別の景色が映し出されて見えなくなりました。ただ一度だけです。

追記　LRボタンでカメラ調整できるようです。失礼いたしました






小ネタたっぷりの愉快なストーリー 
 　とにかく愉快です。シリアスになりそうな場面では必ず何か仕込んでるのが良い。他にもワンダフルマートに入るとどこかのコンビニ風のBGMが流れたり、細部まで凄くこ凝って作られています。戦闘シーンのナレーションだったりかつてどこかで見たことがあるようなシーンがいくつもあるというのはヒーロー・戦隊物好きの人にとっては最高と言えるでしょう

僅かすぎる変身。ギャバ◯もシャリ◯もシャイ◯ーよりも速く変身

 こういうレシートだったりも作りこまれているのは好き。

どう見ても戦闘向きじゃない面子もちらほら。

セーブデータ数はなんと30。ここまで使うのか・・・？ってくらい充実

調合で創りだされるワンダフルカード。司令官の肩書きで費用を全負担させる鬼アイテム














やりたいことを詰め込みまくり感満載

本編中にもシューティング、野球、レース等なんでも入ってきます。開発者が作りたいゲームを全部まとめてるのか？ってくらいいろんなゲームが入ってきます。それでもすぐにリトライができるのでイライラ要素にはならないと思います。
やりこみ要素は各ミッション制になっているので全部極めようと思うとどれくらい時間がかかるかわからないくらい遊べるのではないでしょうか。その他にも王冠コレクションだったりワンダフル・フィギュアだったり収集要素もありえないくらいありますので2周目が本番というディレクターの発言通りになっているのかなと思います。

これだけも100種類・・・

最初に見つけたワンダ・プロフェッサー。明らかに戦闘向きじゃなく見える不思議。

職業文化遺産の生ける伝説、ワンダ・サムライ

総評
アクションゲームがしたいんだ！という方には間違いなくおすすめできるゲーム！このご時世にこれほどの新しいゲームが出来ることに喜びを感じます。
ただピクミンとは全く違うゲームなのでピクミンを期待して買うと大目玉を食らうと思います。まったくジャンルが違うゲームです。合う合わないは個人の評価にもわかれますのでなんとも言えませんが、間違いなくプレイしてみる価値がある。特に往年のカプコンファンは絶対に買わなきゃいけないゲームです。（開発会社プラチナゲームズは元カプコンスタッフが多く所属します。）