炎上商法。私がロブスター速報で何度見たかわからないほど頻繁に見た言葉です。実際何度もブログの炎上というのは経験しておりますし、批判をするというのはこの炎上に手を貸してしまうのではないかというジレンマと板挟みになりながら活動していたことを思い出します。今回は炎上商法について私robustarの個人的見解を述べていきたいと思います
炎上って何?
火とは本来はいい意味でも悪い意味でも使うもので、ブームに火がつく。尻に火がつく。等がありますが、炎上となるとあまりいい意味で使っているのは見たことがありません。そこで炎上の定義から追ってみました。炎上はこんな心理状態になることもしばしば
注目を集めるほど炎が上がること
http://d.hatena.ne.jp/keyword/%B1%EA%BE%E5
なんらかの不祥事をきっかけに爆発的に注目を集める事態または、状況を差す。またこのような状態を祭りとも呼ぶ。書籍『学びとコンピュータハンドブック』において田代光輝は、炎上を「サイト管理者の想定を大幅に超え、非難・批判・誹謗・中傷などのコメントやトラックバックが殺到することである(サイト管理者や利用者が企図したものは「釣り」と呼ばれる)」と定義している。http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%82%8E%E4%B8%8A_%28%E3%83%8D%E3%83%83%E3%83%88%E7%94%A8%E8%AA%9E%29#cite_note-1
炎上とは本来、火が燃え上がること(特に大きな建物が火事で燃え上がること)をいうが、これとは別にブログ(Blog)で投稿した記事や投稿者に対し、閲覧者のコメントが殺到するさまを炎上と いう。また、そのコメントの多くは反対意見や誹謗中傷が多く、中にはコメント投稿が集中し過ぎ、ブログが機能停止となることもある。こうした現象は著名人 のブログにのみ起こるわけではなく、普段はアクセスがないような無名個人のブログであっても、記事での発言が問題となり、他のブログや掲示板で問題提議され、炎上することもある。
http://zokugo-dict.com/04e/enjyou.htm
この中の”注目が集まるほど”という部分がキモではないかと私は考えています。炎上はとにかく人を集めるのです。実際に炎上を経験してるからこそ分かることですが、その炎上気味の記事はとにかくアクセス数に関しては普通の記事よりも大きくなりがちなのは間違いありません。しかし、その炎上も倫理的におかしいと思われてしまうと、いくつかに正しいことが書いてあってもあそこは信用ならないと信頼を落としてしまうものです。そして何度も火をつけているとその影響も回を重ねるごとに弱っていくものではないかというのが私の考えです。
炎上商法とはその注目を集めるを利用したアクセス稼ぎの手段である
今回はなぜアクセス稼ぎを行うのかという問いについてはよくわかっている方も多いと思うので割愛します。基本的に私の批判しているまとめブログというメディアは非常にセンセーショナルな記事のタイトルであることが多いために、”不確定の部分をあたかも確定しているように書いてある”こともよくあります。それが捏造問題につながり、そこから指摘されても訂正が一切行われないのは「炎上商法」を狙っている側面があるといえます。
http://archives.plusvip.jp/lobsoku/original/606.html
↑
こちらは実例です。ハム速が実際に自分が非難されたというスレを記事にしていたので、あからさまな炎上商法、アクセス稼ぎ狙いだと推測できます。
ハム速は個人を炎上させ、それを記事にするのも得意中の得意技なので、炎上商法のプロである方だと思います(何も誇れるプロではありませんが)
そして今回一番主張したいことは「炎上商法への過剰な反応はこちらが油を注いでアクセスアップに手を貸している形になってしまうこともある」ということです。実際ロブ速でも幾度と無く「ハム速のアクセスアップに貢献してしまっているのではないか」「問題記事の宣伝になってしまっている」という批判は受けてきましたし、実際その板ばさみに苦しんでいたことでもあります。炎上最大の目的は「火をつけて注目を集める」ですので、過剰に反応して感情的な批判すると利用されてそのままアクセス稼ぎに手助けしかねません。
Twitterの驚異的な拡散・炎上能力
炎上への最高の薪になっているTwitter。私も頻繁に利用していますが、拡散能力、着火能力が高すぎる点が嫌な時がある
Twitterの登場は炎上を確実に増やしています。どこかのバイト君がふざけていたり飲酒運転自慢すれば即炎上。そんな社会です。そしてここ数年でまとめブログというメディアを最も拡散しているツールであることは間違いないですし、その驚異的な拡散能力は社会に大きな影響を与えています。RTというボタンひとつでいろんな情報を共有できるというのは便利な反面、非常に恐ろしいボタンであるといえます。もしかしたらこの記事もRTしてくれる方もいるかもしれませんね。ただ炎上と相性が良すぎるので、炎上商法するにしても相性が最高なのです。ですからRTボタンを押す前に1つ考えるというのは重要なプロセスだと主張したいと思います。
では、炎上商法を食い止めるにはどうすればいい?
この答えは私にもはっきりとはだせません。ただ、炎上がこれほど頻繁に起こる時代に、どうすればそのような意図を見抜けるか考えるのは重要だと思います。
・客観的に見て物議を醸させるつぶやきや、書き込みをしない。(特に批判ではこれが重要です。)
・あくまでも事実だけを述べる。(具体例を出す。)
・ 問題をそのサイト、ブログが起こしたとしてかつてどういうことがあったブログか、炎上商法の疑いがないかよく吟味してからその記事を閲覧する。もしくはウェブ魚拓などに入れてアクセスのカウントを回さないようにする
このあたりは批判をする時には非常に役に立つとは思います。炎上商法に引っかからないのは自ら炎上しないことも重要なのです。
以上が私robustarの見解です。いつも通り結論がまとまらないですが、この記事から良い物も悪い物も何か感じるものがあったのなら書いてよかったと思います。そして感想、ご意見、反論なんでも励みになります。もしよろしければお気軽にお書きください。いつもコメントは全て閲覧させてもらっています。
読んでいただきありがとうございました。
RTはある種、不幸の手紙、チェーンメールが合理性と正当性をはらんだような側面があるように思える。
返信削除身内のコミュニティに収まってた不幸の手紙、チェーンメールがより近代化の恩恵で、その範囲を広げて全く見ず知らずの不特定多数の正義や悪意にその中身が都合よく抽出される。いやあ……恐ろしい。
RTは実に良くできた炎上システムだよ。それを利益にしようとするのも最もだ。
不埒な週刊誌然り、それが恣意的で扇動的なのは許せない問題だね。
スマホの登場とTwitterの流行、世界に向けて公開・拡散していると意識してない軽さ
返信削除これが相当な歯車の噛み合いを見せていると思う
知らない人のツイートもRTするんだからまとめブログだろうが抵抗がないですし
批判が殺到するのを覚悟で書くってのとそもそも批判させる目的で書くってのは違うからね。
返信削除地蔵の場合本気で淫夢厨にムカついてて書いてるわけだから真っ当な意見表明だろ。
淫夢厨の記者さんは「淫夢が嫌いな人間がいる訳が無い!」「炎上狙いで思ってもない事を書いてるんだ!」
と信じたいのかもしれんが、別に淫夢アンチの存在は珍しくないよ。
そうだよ(便乗)
削除死ね糞チョン
削除嘘を嘘と見抜ける人でなければ(このインターネットを使うのは)難しい時代になってきたな
返信削除