2013年2月7日木曜日

【パスタ部】倉部蟹子のお料理教室・アラビアータ偏




お久しぶりです。蟹速北米班の@kaitoku_vipです。
今回は料理のお話です。

北米に住んでいる人の多くが抱える問題に食というものがあります。

アメリカめしも悪くはないんですが、
人間やはり慣れ親しんだ味が恋しくなるというものです。
日本食を提供するお店にいけばいいのですが、
どれもこれもアメリカナイズされたものばかり。
さらに私の住んでいる街に日本食レストランは殆ど無いです。
いえ、無いことは無いのですが、いかんせん高い。

というわけで渡米移行、私自身も素人ながらなるべく自炊するようにしております。
そこで今日は私がよく作っているオススメ料理のレシピを紹介したいと思います。


さて、いろんな味が楽しめるパスタですが、私のいちおしはアラビアータ。トマトの酸味と唐辛子の効いたソースで食が進みます。
材料も少なく、基本的なものばかりなので自炊初心者の方に特におすすめです。



今回使用する材料は以下の通りです。

・<パスタ>

日本でもおなじみスパゲッティ。イタリアブランドのBarillaはやっぱり旨いです。
ちなみにこちらのスーパーに行くとフィットチーネ(きしめん状)、エンゼルヘアー(細めん状)リングイネ(楕円状)、ペンネ(ペン先状)ロティーニ(ねじれ状)ラザーニャ(板状)等が常備されています。



・<トマト缶>

ダイスカットやホールトマト、クラッシュトマト等いろいろ種類は有りますが、私がいつも使うのは裏ごし濃縮されたピューレ。使いやすいです。

・<玉ねぎ>

日本ではあまり出まわっていませんが、海外では白たまねぎが主流です。
日本の黄玉ねぎより一回り大きいですがこころなし味がうすいです。でも日持ちがいいので重宝します。

・<唐辛子>

パウダー状のものが使いやすく便利です。
ちなみにレッドペッパー、カイエンペッパーともに赤唐辛子を意味しますが、こちらでレッドペッパーというと通常、製造過程で火で炙られたモノをさします。
炙られる事で辛味成分が飛ぶのでカイエンペッパー程辛くはありません。
また、チリペッパーはハーブ等がブレンドされたものを指します。

・<にんにく>

日本でしこたま買い込みました。北米のにんにくは風味が全然たりてません。
さらにこちらにもおろしニンニクはあるのですが必ずと言っていいほど砂糖が入っている為甘ったるくてあんまり好きじゃないです。

・<オリーブオイル>

MOCO'sキッチンおなじみのあれです。おそらく彼なら3日で使い切る量。

・<塩>

塩。(AA略


以上が基本的な調味料になります。



続いて作り方

1.<湯を沸かす>

鍋に水をはり沸騰させます。
沸かす量はパスタ一握りあたりどんぶり5杯分の水で塩4つまみ程度いれます。

2.<玉ねぎを炒める>

玉ねぎ1/2玉をみじん切りにして1もこみち程度のオリーブオイルで炒めます。
熱する事により辛味成分が飛び、甘みが引き出されます。
色が変わってきたらにんにくを投入します。
おろしにんにくは焦げやすいので注意してください。火加減は中火。


3.<パスタをゆがく>

玉ねぎみじんがちょうど炒めあがる頃には鍋が沸騰してるのでパスタを入れます。
Balliraのパスタを使う場合はパッケージに記載されている数+2分弱がちょうどいい気がします。

4.<トマトピューレ投入>

プライパンの方を弱火にしてトマトピューレを流し入れます。
トマトの酸味を玉ねぎの甘みが打ち消しいい感じなります。
玉ねぎみじんの量とピューレの量が均等になるぐらいがちょうどいいです。ピューレを入れすぎるとすっぱくなるので、その時は砂糖を入れて調整してください。

5.<あじつけ>

唐辛子・オリーブオイル・塩・でソースに味を足します。
唐辛子を入れすぎた場合はオリーブオイルを入れることで、塩を入れすぎた場合は茹汁を入れることで味の調整ができます。味見しながら自分の好きな味を見つけてください。

6.<パスタとあわせる>

パスタを湯切りしてソースとあわせます。

7.<盛り付ける>
お好みでバジルやハーブ各種、チーズ、ポーチドエッグ等をトッピングするとより美味しくなります。個人的には白ワインで炒めた魚介類なんかを足したりするのが好きです。



ポイントとしてはソースをよく乳化させる(水分と油分を均等に混ぜあわせる)点です。ピューレが乳化安定剤として機能しますので、味を調整するときにしっかり撹拌しながら調味料を入れるといい感じになります。

今回はベーシックな作り方を紹介させていただきました。
慣れると10分程度で作れますし、創意工夫しながらやると新たな発見があります。

また、細かい分量ですが私はいつも目分量なのでよくわかりません_(._.)_

ただパスタに限らず、目分量で試行錯誤してると毎回微妙な味の変化があり、食べてて飽きません。さらに食材や調味料の性質を覚えると味のコントロールが出来るようになり、気分によって食べたい味に変える事が出来ます。こういうのって自炊ならではの醍醐味ではないでしょうか?

また、自分はいつもこうやっている、こうやったらもっと美味しくなる、
と思った方はぜひコメント下さい。

というわけで今回はアラビアータの作り方でした。

ちなみにトップ絵の蟹子は以前フォロワーの方にデザインして頂いた
グラフィグを使用しております。

以上、お粗末様でした。

(以下ソース)





7 件のコメント:

  1. こんな時間にこんなもの載せるんじゃないよ
    今日トマト缶買い忘れてて良かった

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    1. ヒント:この記者は北米駐在中

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  2. 俺もBarilla使ってるわ
    蟹子のお料理教室シリーズ化キボンヌ

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  3. おろしニンニクに砂糖入ってるのが普通とは…
    どんな風味なんだろ
    何につかうんだろう

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  4. 1もこみちのオリーブオイルって1/3瓶ぐらい?

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  5. 白タマネギ、最近日本でも見るようになって来たね
    生で食えてサラダに向いてる、少し辛い新タマネギみたいな感じ

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  6. 作ったら旨かった
    シーフードミックスでも十分いける

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