何となく、烏丸さん的おすすめ動画のお話。

皆様、こんにちは。烏丸瑞佳です。
前回の「蟹鍋の後で…」へのコメントで『肩の力抜いて書いてみたらどうかと思う』というご指摘を頂きました。
まあ、確かに無理に新聞っぽく見せようとして変に堅い言葉を使っていたのがそう思わせる事になってしまったのは事実ですからね…。というわけで、今回は過去とは打って変わった記事を書いてみようかと思います。
（むしろ、こっちの方が本来の私らしい気もするがそれは放置でｗ）

今年5月にバージョンが「Zero」となったニコニコ動画。γ時代から見ている人は今どれくらい残ってるんでしょうか？まあ、かくいう私がそうですが（最初にとったID番号が8****ですし）。
最近「もうニコニコつまんねぇ」という声がだいぶ多くなってますが、（あくまで私見ですが）それはおそらく「ボカロ」「歌ってみた」等がニコニコの主流になってしまったのが原因ではないかと思っています。私はどっちもどうでもいい口なので気にしていませんが、結構な人が（特に）「歌ってみた」への嫌悪感を強めているんじゃないかと感じています。丁度新しい燃料も投下されちゃいましたしね。
でも、そこに目をつぶればまだニコニコは面白いですよ。少なくとも私はそう思ってます。
そこで「ランキングなんかには間違いなく出てこない、けど私は気に入ってる動画」を今回は2つ紹介したいと思います。共通項は「東方二次創作」「競馬」「シリーズ物」となります。「東方」とは言っていますが、東方要素は結構薄めだと思いますよ？

この動画はPS版「ダービースタリオン」で命蓮寺メンバーが「わいわいモード」をプレイしていくという内容です。
この「わいわいモード」ですが、動画内でもにルールが説明されていますが簡単に言えば「セリで馬を買ってそいつをお任せ厩舎でデビューさせ、4歳末までの総賞金から馬の購入価格引いた金額を競う」というものです。その他開催者ごとにローカルルールを設定することもあるようです。
動画作成者はどうやらダビスタを結構プレイしているようで、ライバル馬のデータ設定への突っ込みが見られたり、またライバル馬の実際の競争成績の補足等、競馬への造詣の深さもうかがえます。
「競馬は知らんがダビスタはよくやったよ」という方へおすすめする動画ですね。

こちらの動画は、蓬莱山輝夜が馬主として、PS3版「ウイニングホスト7　2010」をBモードで、かついわゆるバイプレーヤーと言われた馬たちで年度代表馬を目指していく、という内容です。
「ウイニングポスト7」の1984年シナリオ（シンボリルドルフ三冠の年からスタート）にはAモードとBモードという二つのモードがあり、Aモードは「史実モード」、Bモードは「仮想モード」と言い換えることが出来ます。
Bモードでは「史実馬の生年にゆらぎが生じる」という最大の特徴があります。これはどういうことかというと、「1994年クラシック世代にナリタブライアンがいない事がある」という事です。もっと言えば「うまくゆらぎが作動するとナリタブライアンとディープインパクトが同世代で戦う事もある」わけです。
またAモードにある「史実補正」（毎年、G1については本当に勝った馬がそのまま勝つようになる補正）も無くなるので史実とは違った、カオスな箱庭競馬界を楽しむ事が可能です。
動画作成者はこのモードでスダホーク・ホクトヘリオス等のいわゆる「G1には手は届かなかったが名脇役だった馬」を使い、年度代表馬を目指すというプレイをしています。
重賞レースでのレース解説、史実勝ち馬の紹介等に動画作成者の競馬愛をひしひし感じ取れます。
「スダホークには馬券でお世話になった」「カオスなウイニングポスト動画を見たい」という方におすすめしたいです。