行ってきた。
※1は鉄オタではありません。
※写真・動画は普通のデジカメで撮影したものです。
素晴らしい!
平成23年7月の連休の数日前。
ネットサーフィン中
( ^ω^)「あー、なんかいいことねえかなー。」
( ^ω^)「生きててもつらいだけだしなー。」
( ^ω^)「どっかに面白いことねえかなー。」
カチャカチャ
( ^ω^)「ん? なんだこれ?」
小幌駅 ttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B0%8F%E5%B9%8C%E9%A7%85
『2つの長大トンネルの間に挟まれたわずかな明かり部分に位置しており、3面が険しい坂、1面は海(内浦湾)に接している。そのため、鉄道と船舶以外の交通手段では接近が難しい。いわゆる秘境駅のひとつとして数えられ、その中でも特に秘境度が高いとされる。
現在では、内浦湾で釣りをするために、釣り人から極稀に利用されたり、秘境駅を巡る鉄道ファンが訪れたりする程度である。』
( ^ω^)「秘境駅……小幌駅か……。」
( ^ω^)「そういえば小幌駅って、『鉄子の旅』でも紹介されてなかったか?」
( ^ω^)「確かその中で唯一、漫画家がお勧めしていた駅だったような……。」
( ^ω^)「それにちょっと調べてみたら、札幌から日帰りで行ける距離にあるじゃないか。」※1は札幌在住。
ぬこ『いいことがあるかもしれないからさっさと行ってきやがれですぅ。』
( ゚ω゚)「!」
( ^ω^)「よし! 今度の連休は小幌駅とやらに行ってみるか!」
( ^ω^)「三連休の三日目に雨がやみそうだから、その日に行こう。」
( ^ω^)「とりあえず、前日に切符買っておくか。」
( ^ω^)「うはw 俺ってばなんて計画的で出来る男ww」
7月17日
緑の窓口
( ^ω^)「しゃーーっす。」
( ^ω^)「明日、小幌駅っていうとこに日帰りで行きたいんですけどー。」
お姉さん「こ……なんですか?」
( ^ω^)「え?」
お姉さん「え?」
(;^ω^)「あの、小幌駅なんですけど……。」
お姉さん「こ、ぼろ、えき……? ちょっと調べますね……。」
(;^ω^)(あれ? もしかしてまったく有名じゃないのかな……。)
(;^ω^)「あ、あの……洞爺と長万部の間にある駅なんですけど。」
お姉さん「ああ、これですね。今切符出しますんで。」(ポチポチ)
お姉さん「札幌駅と洞爺駅の間は特急で、洞爺駅と小幌駅の間は各駅停車になります。」
お姉さん「往復切符にするとお得ですね。7920円になります。」
( ^ω^)「あざーっす。」
( ^ω^)「あ……、小幌駅って、ちゃんと電車とまるんですよね?」
お姉さん「んー……。」(パラパラと時刻表をめくる)
お姉さん「本数は少ないですけど、一応とまってるみたいですね。」
(;^ω^)(みたいですねって……)
(;^ω^)(本当に行っても大丈夫なのかこれ?)
(;^ω^)(でも、もう切符買っちまったしな…。)
( ^ω^)(ええい、虎穴に入らずんば虎児を得ず!)
( ^ω^)(何も考えずに前進あるのみ!)
7月18日
札幌駅
( ^ω^)「とりあえずお昼ころに小幌駅に着くから、そこで食べる用の駅弁を買っていこう。」
スーパー北斗6号
( ^ω^)「自由席でも楽々座れたな。」
( ^ω^)「これなら帰りも指定席は買わなくて大丈夫かな。」
( ^ω^)「その方がお財布も助かるわw」
午前8時34分 札幌駅発
札幌駅→洞爺駅
( ^ω^)「まずは洞爺駅か……。」
(;^ω^)「なんか天気がどんどん悪くなってる……。」
( ^ω^)「まあ、小幌駅で雨が降ったとしても、駅舎があるらしいからその中で過ごせば問題ないか。」
いいなあ
北海道行ってみてえ
午前10時15分 洞爺駅着
( ^ω^)「さっきの『有珠』って駅、まじで何にもなかったぞ……。」
( ^ω^)「もうそっちが秘境駅ってことでいいんじゃないか。」
( ^ω^)「それはさておき、はじめてくるな洞爺駅。」
( ^ω^)「てか、まだサミット引きずってるんか。」
サミット引きずりすぎワロタwwwwwwwwwwwwwww
( ^ω^)「こんなとこにも花畑牧場が。必死だなw」
洞爺駅の待合室
( ^ω^)「貸出じゃなくて持って帰っていいのか。フリーダムすぐる。」
( ^ω^)「電車が来るまでまだ時間があるし、ちょっと駅の外を見てみるか。」
( ^ω^)「海が近いから行ってみよう。」
( ^ω^)「人生のバカヤロー!!」
幼女「ねえお母さん、あのおじちゃん何か叫んでるよ。」
母親「しっ! 見えないふりをしてなさい!」
( ^ω^)「……。」
( ^ω^)「……馬鹿野郎は俺か。」
( ^ω^)「そろそろ駅に戻ろうかな。」
そんなこんなでトイレを済ませているうちに電車が来ます。
( ^ω^)「うはw 2両編成の電車に乗るなんて生まれて初めてかもしれんw」
午前10時51分 洞爺駅発
( ^ω^)「見事に誰もいねえw まさに秘境に向かう感じww」
車掌さん「すいませーん。」
( ^ω^)「はい?」
車掌さん「次の駅で後ろの車両を切り離しますんで、お客さんは前の車両に移動してもらってます。」
( ^ω^)(俺が何も知らなかっただけか。)
次の駅で車両移動しました。
( ^ω^)(こっちの車両にはカメラ持ったいかにも鉄オタって感じの人がちらほらいるな。)
( ^ω^)(もしかしてみんな小幌駅で降りるんじゃね?)
( ^ω^)(やっぱり有名所なんだなw おらワクワクしてきたぞww)
※この席には一区間だけ女子高生が座っていました。
そして電車はトンネルに入ります。
( ^ω^)「トンネル長えな……。」
( ^ω^)「かれこれ3分くらいは続いてるんじゃないか?」
車内放送「間もなくー小幌駅―。」
( ^ω^)「おー!」
( ^ω^)「すげえ、トンネル抜けたらすぐ駅だ!」
( ^ω^)「そしてその向こうにすぐにまたトンネルが見える!」
( ^ω^)「よっこいせーっと。とーちゃくー!」
(;^ω^)「あれ? 降りたの俺だけ?」
(;^ω^)「あの人たちって鉄オタじゃなかったの?」
( ^ω^)「行っちゃったよ……。」
( ^ω^)「本当にひとりぼっちになっちまったな。」
( ^ω^)「……まあ、独りなのはいつものことか。」
11時34分 小幌駅着
( ^ω^)「さて、帰りの電車の時間を確認するか。」
( ^ω^)「15時14分……。」
( ^ω^)「あと3時間40分か。」
( ^ω^)「とりあえず駅の様子を探ってみますか。」
( ^ω^)「あれが駅舎かな?」
( ^ω^)「確か触れ合いノートみたいなのがあるらしい。」
( ^ω^)「どんな書き込みがあるのかなー。」
ガタガタ
( ^ω^)「……なにこれ開かない。」
( ^ω^)「おっと反対側のホームの向こうにも建物があった。」
( ^ω^)「メンゴメンゴw こっちが駅舎かww」
( ^ω^)「奥に畳もあるじゃん。なんかゆっくりくつろげそうw」
ガタガタ
( ^ω^)「なにこれ開かない。」
( ^ω^)「……。」
( ^ω^)「帰りの電車が来るまでどこで過ごせっちゅーねん。」
( ^ω^)「とりあえず、このでっぱりが椅子っぽいから、ここを拠点にするか。」
( ^ω^)「さーて、まずは……」
( ^ω^)「2ちゃんでも見るかな!」
( ^ω^)「圏外でした。」
http://www.youtube.com/watch?v=6BjZhTKbOvo
( ^ω^)「なるほど確かに、秘境の名にふさわしい場所だな。」
( ^ω^)「山の中にある、両側がトンネルしかない駅。」
( ^ω^)「なんだろう、この茫漠とした気持ちは……。」
( ^ω^)「さっそく帰りたくなってきた……。」
( ^ω^)「……。」
( ^ω^)「写真でも撮っかな。」
スーパー写真タイム
( ^ω^)「こっちのホームは鉄でできてんのかな。」
( ^ω^)「錆びてて真っ赤っかになってるんだが、大丈夫か?」
( ^ω^)「ん? 何、あの後ろにある黒い看板は。」
『2008年1月14日 ねらー禁止』
( ^ω^)
( ^ω^ )「またお前らか。」
>>58
CASIOのEXILIM
( ^ω^)「こっちのホームの方が風情があっていい感じがするな。」
( ^ω^)「なんかいかにも田舎の駅のホームって感じだ。」
( ^ω^)「一両編成の電車しかとまらなくてさ。」
( ^ω^)「健康的に日焼けした夏服の女子高生とかがいてさ。」
( ^ω^)「いいなー、そういうの。」
( ^ω^)「最初は気付かなかったけど、よく見たら踏切があるよ。」
( ^ω^)「こんなとこに踏切って、誰が使うんだよw 昔の名残か?」
ぴゅるるるる! ぴゅるるるる!
( ^ω^)「なんかさっきから変な音がする。」
ピコーン!
( ^ω^)「?」
http://www.youtube.com/watch?v=LKHa4uOc7W8
( ^ω^)「……。」
( ^ω^)「……K、」
(;゚ω゚)「KOEEEEEEEEEE!!!!!」
(;゚ω゚)「ビューって行った! すぐ近くを特急電車がビューって行ったった!!」
(;゚ω゚)「なにこれ小堀駅マジ怖え。」
(;^ω^)「あ、この踏切り、電車が来るときには下りるんだな。」
※この後に撮影した動画
http://www.youtube.com/watch?v=UIli7WaNIVw
http://www.youtube.com/watch?v=7oLE4p6ujB0
( ^ω^)「っと、そろそろお昼の時間だな。」
(;^ω^)「ていっても、食べる場所ってホームしかないな。」
(;^ω^)「でも、ホームで食べるのって、すげえ危険なんじゃないか?」
( ^ω^)「……まあ、次の通過電車なんてすぐには来ないだろう。」
( ^ω^)「さて、駅弁ちゃん、いらっしゃ~~い。」
( ^ω^)「そうそう、駅のホームに座ってお弁当を食べるっていうのをやってみたかったんだよね。」
( ^ω^)「うはw これで気分は健康焼けした田舎の女子高生だおw」
※駅弁の味は普通でした。
( ^ω^)「ふう……。ごっそさん。」
( ^ω^)「さて、あとは帰りの電車が来るまでひたすら待つだけか。」
( ^ω^)「まだあと3時間くらいあるな。」
( ^ω^)「ま、暇つぶし用にアイパッド持ってきたったし。」
( ^ω^)「適当に待っていりゃそのうち電車も来るだろさ。」
,j;;;;;j,. ---一、 ` ―--‐、_ l;;;;;;
{;;;;;;ゝ T辷iフ i f'辷jァ !i;;;;;
ヾ;;;ハ ノ .::!lリ;;r゙
`Z;i 〈.,_..,. ノ;;;;;;;;> そんなふうに考えていた時期が
,;ぇハ、 、_,.ー-、_',. ,f゙: Y;;f 俺にもありました
~''戈ヽ `二´ r'´:::. `!
( ^ω^)「デススマイルズも飽きてきたなー。」
( ^ω^)「せっかくだし何か面白いものが落ちてないか調べてみるか。」
( ^ω^)「ニコンのカメラの蓋……鉄オタの遺物だな。」
( ^ω^)「虫をこんなにマジかで見るのも久しぶりだなー。」
( ^ω^)「釣り人の皆さんへ、か……。」
( ^ω^)「ということは、どっかから海に出られるんだな。」
( ^ω^)「ん? なんか、こっちのほうに路ができてね?」
( ^ω^)「やっぱり路っぽいな。」
( ^ω^)「まだ時間もたっぷりあるし、ちょっくら行ってみるか。」
( ^ω^)「ってか、なんか人の足跡がついてるんですけど……。」
( ^ω^)「昨日まで雨が降ってて、今日になって足跡が残っているということは……。」
( ^ω^)(つまり……。)
( ゚ω゚)(自 分 以 外 に も 誰 か い る!)
ここで拠点に置きっぱなしだった鞄を取りにいったん戻りました。
(;^ω^)「もしものときのために貴重品は携行しておかないとな。」
( ^ω^)「ん? 看板が見えてきたぞい。」
( ^ω^)「小幌洞穴遺跡に岩屋観音ですか。」
( ゚ω゚)すわっ!
( ^ω^)「観音像があると聞いちゃあ、仏像好きとしては見ないわけにはいかないだろ常考。」
( ^ω^)「とりあえず進んでみる。」
てくてく
てくてく
てくてく
( ^ω^)「まさかこんなことになるとは思わなかったから普通の靴で来ちまったよ。」
草 『引き返せ』
枝 『引き返せ』
幹 『ここから滑り下りろ』
( ^ω^)「試練の声が聞こえる気がする。」
( ^ω^)「まだ海につかないのかなあ……。」
( ^ω^)「あ、紐が貼られてる。」
( ^ω^)「とりあえずこっちに進んで間違いじゃないということか。」
( ^ω^)「こういうときに人工物があるとなんか安心するな。」
( ^ω^)「お、あそこに海が見えるな。」
( ^ω^)「やっぱりこの道は海に続いているのか。」
( ^ω^)「潮のにおいもしてきたし、もうすぐ海かなー。」
ずりっ!
べちゃああっ!
(;^ω^)「いたたたたた……。」
(;^ω^)「まさかこんな所で滑り落ちるとは。」
(;^ω^)「ていうか、結構急な坂道だった。」
( ^ω^)「もしかしてこの紐って、帰りの時に坂道を登るためのものか。」
※実際に戻るときにつかまって登りました。
( ^ω^)「ん? あれは!?」
( ^ω^)「海辺っぽく見えるな……。」
( ゚ω゚)「もうすぐ海か!」ダッ!
ずべりちゃ!
(;^ω^)「いててててて……。」
(;^ω^)「まさか板ごと滑るとは思わんかったわ。」
( ^ω^)「だが! 海はもうすぐそこ!」
小幌駅必須アイテム
駅弁
コンデジ
鈴
トレッキングシューズ←New!
軍手←New!
( ゚ω゚)「お……。」
( ゚ω゚)「おおおおおおおおおお!!!!!!!!!」
( ゚ω゚)「すげえ!!! 秘境まじすげえ!!!!!」
http://www.youtube.com/watch?v=7Xrbzzy48X4
んー…
( ^ω^)「本当にすげえけど。」
( ^ω^)「秘境っぽくない人工物もあるな。釣り人のための施設かな。」
( ^ω^)「なんだこれ?」
( ^ω^)「宗教施設だった。」
( ^ω^)「とりあえずここを第二の拠点として探索しよう。」
※ちなみに駅から海までは10~20分くらいでした。
( ^ω^)「しかし、本当に中国の奥地にある秘境みたいだな。」
( ^ω^)「まさか秘境駅に、さらにこんな秘境が隠されていたなんて。」
( ^ω^)「まるでこの世の終わりにいるかのようだ。」
( ^ω^)「これが岩屋観音かな。」
(;^ω^)「首なし観音って縁起悪すぎだろ。」
(;^ω^)「しかもここ、熊が出るのかよ。こえーな。」
( ^ω^)「こっちの不気味な暗号はなんなんだ?」
( ^ω^)「卑猥なことを連想させやがって、まったくけしからんな。ぷんすか。」
( ^ω^)「こっちが岩屋観音か。」
( ^ω^)「なんか不気味だな。しかも本尊は見れないっぽい。」
( ^ω^)「それに観音(仏教)なのに鳥居(神道)ってどうなのよ。」
( ^ω^)「とりあえずそこらに置かれてる仏像でも撮っておくか。」
パシャッ
( ^ω^)「反対側も撮っとこう。」
くけけ>
(;゚ω゚)びくぅっ!!
( ゚ω。)「くぇrちゅいおぱsdfghjklzxcvbんm」
(;゚ω゚)「な、なんだったんだ、さっきの不気味な声は。」
(;゚ω゚)「思わず駈け出して来ちまったよ。」
(;゚ω゚)「こっちは祟られそうだからあまり近づかないようにしよう。」
(;゚ω゚)「……。」
(;^ω^)「……ああ、こういうときに独りっていやだなあ。」
http://www.youtube.com/watch?v=gzB0BtS6gwE
( ^ω^)「あっちには何があるんかな?」
( ^ω^)「……。」
( ^ω^)「特に何も無かった。」
ポツポツ
( ^ω^)「雨が降ってきたか?」
( ^ω^)「本降りになったら帰りの坂道が登れなくなりそうだから、さっさと駅まで戻った方がよさそうだな。」
( ^ω^)「帰りの路が見えねえ。」
この後、割と本気で戻ったため道中の写真はなし。
( ^ω^)「この鉄サビのにおいは……。」
( ^ω^)「小幌駅のホームのにおい!」
( ^ω^)「戻ってきたあああ!」
(;^ω^)「ふうふう。予想外に体力を消耗しちまったな……。」
( ^ω^)「でもいいもの見れたわ。満足満足。」
( ^ω^)「あー、でも転んだせいでズボンも鞄も泥がついちまったよ。」
( ^ω^)「小腹すいたな。」
( ^ω^)「そういえば、おやつ持ってきてたんだったっけ。」
( ^ω^)「ちょうどいいから、いま食べるとするか。」
( ^ω^)「ミルフィユのチョコが溶けてら。」
( ^ω^)「っていうか、雨降らないで、むしろ晴れてきたな。」
http://www.youtube.com/watch?v=V52gp4i99Zo
( ^ω^)「せっかくだから晴れの小幌駅も撮っておくか。」
ハイパー写真タイム
( ^ω^)「そういえばさっきの黒い看板に……。」
『H22.3.20 AM9:24 横濱より浮須正廣参上 雪に潜りながら濱にも達す』
( ^ω^)「雪道を海まで行ったってマジキチだろこの人。」
( ^ω^)「トンネルが赤い扉で閉ざされてる。」
( ^ω^)「まるで私の人生のように。」
( ^ω^)「そうそう、スタンド・バイ・ミーごっこもしてみたかったんだよね。
( ^ω^)「また電車が来た。」
( ^ω^)「てか、止まったよ。」
( ^ω^)「あ、もうこんな時間か。」
14時57分 長万部行き各駅停車着発
( ^ω^)「5人くらい降りてきて、最初の2人はすぐに海の方に向かって行ったな。」
( ^ω^)「常連の釣り人なのかな。」
( ^ω^)「あとの3人は、カメラ構えてホームに立ってるところからして、鉄オタかな。」
( ^ω^)「俺はもう撮り終わってるから、邪魔にならないようにホームの端っこで座ってるか。」
( ^ω^)「あ、でもせっかくだから、記念写真を撮ってもらおう。」
( ^ω^)「ぶひひっ、あの、写真撮ってほしいんですけど、デュフフフww」
お兄さん「あー、いーですよー。」
パシャッ
( ^ω^)「ありあとやーすっw オウフッw デュクシw」
お兄さん(うわあこいつきめえ)
( ^ω^)「どれどれ。どんないい感じに映ってるかな。」
( ^ω^)(どうして俺は写真撮ってもらうだけなのに不安定な姿勢になるんだろうな。)
なにその修行僧の袈裟みたいなシャツ
なにこのバスローブみたいなシャツ
ヤクザの風呂上りみたいな服wwwwww
これと革靴とジーパンっておかしいだろwwww
何この温泉街で貸してくれそうなシャツ
そして……
( ^ω^)「帰りの電車キターー!」
( ^ω^)「なんだかんだでいろいろあったなあ。」
( ^ω^)「長いようで短いようでやっぱり長かった……。」
( ^ω^)「さっきの電車で来た人たちも、もう帰りの電車に乗ってるし。」
( ^ω^)「さらば、愛しの小幌駅よ。」
15時14分 小幌駅発
>>131,132,133,134
(´;ω;`)
16時00分 洞爺駅着
( ^ω^)「札幌行きの電車は16時52分発か。まだ時間あるな。」
( ^ω^)「でも海はもう見たし、大人しく駅舎の中で待つとするか。」
ピーーー
( ^ω^)「ん? なんか豪華な電車が入ってきたぞ。」
( ^ω^)「トワイライトエキスプレス……寝台列車か。」
( ^ω^)「いつかこういうのにも乗ってみたいなあ。」
( ^ω^)「でも独りじゃな……。」
( ^ω^)「あーあ、一緒に乗ってくれる黒髪の乙女がいてくれたらいいのになあ。」
16時52分 洞爺駅発
( ^ω^)「ぎりぎり座れたー。」
( ^ω^)「帰りは指定席買わないと大変かもしれないな。」
この後寝ていたため、特に何もなし。
18時35分 札幌駅
19時07分 自宅着
( ^ω^)「ふひー、ようやく我が家に帰ってきた。」
( ^ω^)「まずは風呂に入りたいぜい。」
ぬこ『あーあ、むさいおっさんが帰ってきやがったですぅ。』
ぬこ『暑苦しーし、うぜーことこの上ねーですぅ。くけけ。』
これで小幌駅をめぐる1の話はおしまい。
この日の夜、1は虫にたかられたり坂道を滑り落ちたりする悪夢にうなされましたとさ。
でも、まだまだ日本には小幌駅以外の秘境駅がたくさんあるのだ。
それらの秘境駅を訪れるのは、1ではなく、画面の前の君たちなのかもしれない。
『秘境駅No1 よく来たモンだ』 ※1が書いたものではないです。
おわり
ぐだぐだなのにお付き合いいただきありがとうございました。
最後にちょっと感想を。
小幌駅に行くなら海まで行くことをお勧めします。そこまで含めて秘境でした。
そして海に行くためには路がぬかるんでいない日がいいと思います。
夏場は虫が多いので虫よけスプレーがあるといいかもしれません。
ちなみにホームは圏外でしたが、海辺では電波は繋がります。
とりあえず1は紅葉の季節にもう一度行ってみたいなあと思いました。
そのときはできれば黒髪の乙女と一緒に行きたいです。
それではまたノシ
こう言う記事も面白いね
返信削除乙!
おもしろかった
返信削除こいつって刀語のスタンプラリーで旅してた奴か
返信削除※3
返信削除刀語の旅してたやつはもっと写真撮るのが下手だったwwww
こっちの>>1は写真うまいから別人じゃん?